Presented by 「同和と在日」・示現舎

全国隣保館連絡協議会によれば、次のように説明されています。

同和地区およびその周辺地域の住民を含めた地域社会全体の中で、福祉の向上や人権啓発のための住民交流の拠点となる地域に密着した福祉センター(コミュニティセンター)として、生活上の各種相談事業をはじめ社会福祉等に関する総合的な事業及び国民的課題として人権・同和問題に対する理解を深めるための活動を行い、もって地域住民の生活の社会的、経済的、文化的改善向上を図るとともに、人権・同和問題の速やかな解決に資することを目的としている。

本来、隣保館とは地域に進出して積極的に福祉施策を行う「セツルメント」の拠点という意味です。 しかし、日本においては同和対策事業として建設されたものが多く、同和地区のランドマークという性質が強くなりました。 この地図にある隣保館はほぼ全て同和対策目的で作られたもので、周囲も同和対策事業の対象となった同和地区である場合が多いです。